スピードに対応できる「アスリートの目」を育てる!👀ビジョントレーニングやり方とトレーニング効果⁉︎
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】
こんにちは!
本日は、全てのアスリートに必要なスピードに対応する「見る👀」ための視機能トレーニングの方法を紹介します😌
球技で例えると、相手の打った(投げた)ボールは下記の流れで、打ち返されます。
『見る』ために👀
※【情報を入力『目👁』→ 認知・判断『脳🧠』→ 出力『手・足・身体🤾🏽♂️』】
相手の打ったボールは、目でとらえられ映像を脳に送り続けます。この映像情報(ボールの形・大きさ・色・自分との距離・ボールのスピード感etc)を脳で認知し判断ます。情報を認知、判断したならば手・足・身体を使って打ち返して行きます。
すごく当たり前のことでが、見落としのない正確な情報を、素早く、スムーズに身体に伝達するには、3つの流れに関連する機能を常に磨いておく必要がありますが、多くのアスリートは、「出力」の強化に時間と労力を使いますが、一番重要な「入力」の強化にはあまり時間を使っていません😲相手の打った、投げたボールの「軌道、角度、スピード、回転」の情報の大半(80%)は、視覚から得られるのですが、視力は「1.5」あるが、8種類ある視覚機能が一般の人の平均値より低いトップアスリートが、意外と多いことに驚きます💦
3つの「見る」ための流れが全て整って、最高のプレーが発揮できるのですが、「出力」は優れていても「入力」に問題があるとスピード感覚や情報の正確性につまづき最高のパフォーマンスが発揮できません😨
トップアスリートに必要な「入力」の視覚機能8種類は、下記の過去記事で確認したください👀
いかに『見る』ための「入力項目」である視覚機能を向上させるかで、スポーツパフォーマンスに大きな差が生じてきます。本日はこの入力項目の「スピードに対応できる目」を作るためのトレーニング方法を紹介します🤔
野球、テニス、卓球、バレー、バドミントンなど競技が球技系のスポーツである場合、相手の投げた、打ったボールのスピードは、競技別に下記の速度位といわれています😲
・野球投手・・・150~160k
・テニスサーブ・・・180~200k
・卓球スマッシュ・・・180k
・バレーアタック・・・130k
・バドミントンスマッシュ・・・493k
競技別でのアタックやスマッシュの初速スピードです。正面からのスピードボールを見極める視覚機能なのですが、迫ってくるボールと自分との距離感を認識する両眼視の機能と同時に焦点を合わせる調節機能を働かせます。この2種類の視機能の活性化が、スピードと正確性をしっかりと認識させ「見る」機能が飛躍的に伸びて相手ライバルと大きく差がでてきます🤔
トレーニング方法は⁉︎
【スピードボールや相手パンチを見極める目を作る/フリッパートレーニング」
調節機能と両眼視機能を同時に飛躍的に向上させるトレーニング方法が「フリッパートレーニング」になります。フリッパートレーニングとは👀
【プロボクサー・日本ユースウェルター級チャンピオン武尊選手のフリッパートレーニング】
効果①
■ピント調節機能の柔軟性強化
写真のように4枚のレンズがついた道具を使います。上2枚に凸レンズが付いていて、凸レンズ側で文字を見ると水晶体レンズを細くし毛様体筋をリラックスさせます😌下2枚に凹レンズが付いていて、凹レンズ側で見ると水晶体を膨らませて緊張させます。
毛様体筋を「緊張」→「リラックス」→「緊張」→「リラックス」することで眼筋の緊張感がほぐれ、水晶体レンズの動きが柔軟になり近くから遠くへのピント合わせもスムーズになりピント調節が素早くなります。
効果②
■ フリッパーを使うことで、外眼筋の柔軟性をUPし輻輳力と開散力を強化!
凸レンズ側で見て焦点を合わせることで、調節をリラックスすると同時に外直筋(耳側の筋肉)を使い目を外側に向けます(開散運動)。凹レンズ側で見ると水晶体を膨らませて調節を緊張させると同時に内直筋(鼻側の筋肉)を使い目を内側に向けます(輻輳運動)
『凸レンズ(開散) → 凹レンズ(輻輳)→ 凸レンズ(開散) → 凹レンズ(輻輳)→』このサイクルを1分間繰り返します。毎日数セット繰り返すことで外眼筋の柔軟性がUPし輻輳力と開散力が格段に強化されます。
【凸レンズ側・・・開散力の柔軟と強化】
フリッパーの凸レンズ側で見ると調節をリラックスさせ同時に外直筋を使い眼球を外側に開きます(開散運動) (下記イラスト赤い部位)
・開散運動が弱いアスリートのよくある症状!🤔 過去記事
【凹レンズ側・・・輻輳力の柔軟と強化】
フリッパーの凹レンズ側で見ると調節を緊張させ同時に内直筋を使い眼球を内側に向けます。水晶体レンズを膨らませます(輻輳運動) (下記イラスト赤い部位)
・輻輳運動が弱いアスリートのよくある症状!🤔 過去記事
【まとめ】
このフリッパートレーニングは、アスリートにとって一番重要なスピードボールやパンチを見極める「目」の土台となる内眼筋と外眼筋を柔軟にして強化します。
200キロ前後のスピードボールや相手パンチを見極める外眼筋、輻輳運動と開散運動(鼻側眼筋を使い両目でしっかりと見て距離感覚を測る。寄せた目を素早く外側に向け瞬間的に遠くの目標を固定して視力を回復する)を強化し、内眼筋の毛様体筋の柔軟性をあげることでピント調節機能も飛躍的に向上します。
US-VT ビジョントレーニング!トレーニングキット 調節フリッパー 👀
調節機能改善トレーニング【調節緊張改善・調節スピード向上・外眼筋強化】
調節フリッパーはこちらからどうぞ👀
ihttps://vision1121.thebase.in/
輻輳運動・開散運動強化、両眼視トレーニング、DVA・KVA動体視力を作る!専用キットはこちらからどうぞ!! ブロックストリング付き!
外界の情報の80%は、眼(視覚)から情報入力します。視覚機能を強化することで視覚機能改善効果が期待できパフォーマンスも向上します😌
https://vision1121.thebase.in/
・両眼視と両目のチームワークを強化するトレーニング⁉︎
外界の映像の情報を素早く脳へ伝達する効果的なサプリメントは、ルテインやブルーベリーをサプリメントで補うと良いです
視覚機能の土台を作った上で、ビジョナップ(シャッタートレーニング)を使うとスピードに慣れやすくな動体視力の向上が期待できます
アスリートのみなさんが知って欲しいパフォーマンス向上のための視覚機能トレーニング
注意力や集中力を欠く子どもの特徴⁉︎【輻輳不全(ふくそうふぜん)】が原因かも⁉︎ ビジョントレーニングで改善!
こんにちは!
本日は、タイトルにある「子どもの輻輳不全(ふくそうふぜん)」について紹介したいと思います。🤔以前より輻輳不全についての記事は、多く書いてきましたが、あまりにもここ最近、子どもの視覚機能が問題で、学習につまづく子どもが多く悩んでいる保護者や先生が多いので、参考にして頂きたく今回も取り上げました。💦
『輻輳不全』とは、近くを見る際に十分に「寄り目」ができない両眼視機能の低下の一つである。寄り目が上手くできないために、近くを見る作業が不正確になったり、注意力や集中力の低下につながっています😨
■ どのような目の状態なのでしょうか?🤔
近いものに視線を合わようとしても片目が内側に寄せられず外側に向いてしまう目です。ある一定の距離までは両目で目標物を見ますが、限界がくると片目が下記のイラストのように外側に向いてしまいます。
【輻輳不全】真上からのイラスト
片目が目標物から外れてしまい外側に開いてしまっている😨
ある一定の距離とは、輻輳不全の症状や程度にもよりますが、目と目標物までが、20cmで、開いてしまう人もいれば30cmや50cmで開いてしまう人もいます。
輻輳不全の子供は、寄り目ができないので近くの文字を見たり書いたりする場合に非常に苦労します。この目と目標物までの距離が10cmより手前に近づけても両目がしっかりと目標物に向いていればその子の目は、両眼視機能が正常であるこということが言えます👀
■ どのような症状なのか?
輻輳不全を抱えている子どもは、手元の文字を読んだり書いたりする際に「複視」という症状を起こします。複視の症状は下記のイラストのような見え方を起します😨
横文字や縦文字の文章が、ダブって見えたり二重に見えたりします。この状態が長い時間続くと文字や画面を見る事に苦痛を感じ注意力や集中力がなくなってしまいます。他の子供に比べ何倍も体力を使いストレスを感じます😲
また、寄り目の限界がくると両眼視機能(両目で見ること)を止めてしまい両目で目標物を見なくなる子もいます。両目で見ることが苦痛なために片目で見てしまいます。このような症状を「抑制(よくせい)」といいます。文字が二重に見えることを脳が嫌うためです。これを放置してしまうと「斜視」に移行してしまう可能性があるので注意が必要です。
■ 輻輳不全の疑いがある子どもの行動
⑴ 机に向かっている姿勢が悪い
⑵ 読んだ書いたりで片目を隠したり閉じたりして見る
⑶ 本にグッと近づけて見る
⑷ 学習について集中力がない
⑸ 手書きの字かきたない
⑹ 運動が苦手で、特に球技系はボールをキャッチできない
■ 子どもの輻輳不全チェック方法
この動画のモデルさんは、プロボクサーの選手で、見事な輻輳運動(寄り目)をしてます。動画のように棒の先端(キャラクター)を見せて目に近づけます。棒の先端(キャラクター)が2つにダブったら(二重に見えたら)合図するように子どもに伝えます。目から10cm以上離れた距離で、ダブって見えるようでしたら輻輳不全の可能性が高いです。😨
また場合によっては、片目が早い段階で外側に向いてしまい二重に見えていることを自覚できない場合もあるので、子どもの目をよく観察しながら行ってください。
輻輳不全(寄り目)が苦手な子どもは、近くに物を置くだけで顔をそらせる子もいます。
輻輳不全は、ビジョントレーニングで改善できますので下記の動画や過去記事を参考にしてください。
アスリートの輻輳運動!この眼球運動がスムーズにできるか⁉️で、「競技スポーツが、大成できるかが掛かっていますよ。」と言っても過言ではありません❗️
— TARA (@visionTarako) 2021年2月17日
この動きが距離感覚や正確な立体感、前後の動体視力を生む土台の
眼球運動です。#視覚機能 #ボクシング #野球 #アスリート pic.twitter.com/Bw837buBpL
トレーニングは下記の過去記事を参考にしてください👀
【寄り目のトレーニング方法】
輻輳運動、両目のチームワーク、両眼視の機能向上に最適なトレーニングです。
【ブロックストリングや眼球運動、焦点合わせ等 トレーニングキット】
輻輳運動・開散運動強化、両眼視トレーニング、専用キットはこちらからどうぞ!! ブロックストリング付き!
外界の情報の80%は、眼(視覚)から情報入力します。視覚機能を強化することで視覚機能改善効果が期待できパフォーマンスも向上します😌
https://vision1121.thebase.in/
【スマホやゲーム依存で遠くに焦点が合わない⁉️】
US-VT ビジョントレーニング!トレーニングキット 調節フリッパー 👀
調節機能改善トレーニング 【調節緊張改善】
調節フリッパーはこちらからどうぞ👀
ihttps://vision1121.thebase.in/
【子どもの読み書き問題についての改善方法】過去記事
【まとめ】
輻輳不全があると学習のつまづきだけでなく、目が疲れて日常生活や運動にも支障が出てきます。早期の段階で発見しトレーニングで改善ができるので、早めの対応が必要です。😌
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】
激増する子供の『視力』低下👀原因は⁉︎ 仮性近視やスマホ老眼は、ビジョントレーニングで改善!
こんにちは!
最近、「近くから遠くを見る時に焦点が合わない」という子供さんが増えていることはご存知でしょうか⁉︎ デジタル機器(スマホ、ゲーム、タブレット等)を長時間、目を休めることなく見る生活が続くことで視力が落ちてしまうと、「目」が悪くなったと思いメガネやコンタクトレンズを購入しようと考えてしまいますが、このような症状の子供さんは、メガネを掛けると余計に症状を悪くしてしまう可能性があるので注意が必要です😲
このような症状は、視力の問題でなく視覚機能の疲労が一時的に視力低下を引き起こしている可能性が高いからです。メガネ屋さんに行くと近視のメガネを勧められるでしょうが、メガネを掛けると一時的に見えやすくなったと感じますが、掛けることで目の疲労が大きくなり度数を強く感じて、子供さんは、メガネを掛けなくなるでしょう💦
急に下記のような子供さんの行動やしぐさが、みられるようであれば注意が必要です👀
◎家庭や学校で下記のような気づきがないですか💦
【家庭】での気づき🤔
・急に視力が低下したと学校からの通知があった
・遠くを見る時やテレビを見る時に目を細めて見ている
・特に夕方から夜にかけて見えづらくなる様子
・近く⇄遠くのピント切り替えがスムーズにいかない。(数秒時間がかかる)
・スマホやタブレットを近づけ過ぎでは?と思う位の距離で見ている
・目を頻繁にこする
・近視用のメガネを購入したが掛けない。掛けると「強い、疲れる」という
【学校】学習での気づき🤔
・黒板の文字をノートに書き写すが他の生徒と比べて遅い
・黒板の文字を写す作業は疲れると言う
・誤字や脱字が多い
■ 原因について👁
このような症状がある子供の目の原因の多くは、【調節緊張】という状態で、近くの文字や画面を長時間見続けることによる目の内部の筋肉【毛様体筋】の疲労により、遠くへのピント合わせができない状態になってしまっています。
下記のイラストを見てください。近くを見る時は、右側のイラストのように毛様体筋を緊張させて水晶体レンズを膨らませて手元(画面や文字)に焦点を合わせてます。この目の緊張状態の中で、何時間もスマホやゲームに熱中してしまうと毛様体筋が、疲労してしまい水晶体レンズを左のイラストのようにリラックス(レンズを細く)できなくなります。💦
リラックスすることで遠くに焦点が合うのですが、毛様体筋が緊張の中、水晶体レンズが膨らんだまま硬直してしまうためにレンズ調節(細くすること)がうまくできず、膨らんだレンズのまま回復できません。このため近視の状態になって、遠くが見えづらくなったりピント調節の切り替えに時間が掛かったりします😲
仮性近視の原因と症状を解説した医師の動画をどうぞ!
【港区 あまきクリックDr】YouTube
これが「見る力」の低下原因の一つです。以前は『仮性近視』と呼ばれてましたが、専門的には【調節緊張】と呼ばれています。このデジタル社会の中、子供たちにだけでなく大人にもこの症状の人は多くなってきてます。👁
■ 予防方法について👁
調節緊張症(仮性近視)にならないための予防方法とは🤔
・スマホ使用時間を極力短くする。一番効果的ですが恐らく難しいでしょう😅
・目とスマホの距離を35cm位の一定の距離で見る
・ 1時間に一回は、画面から目を離し遠くにピントを合わせリラックスする
・目を蒸しタオルやアイウォーマーで温めることでリラックスの効果があります
■ 調節緊張(仮性近視)改善方法について👁
調節緊張状態を改善する一番効果のある方法は、毛様体筋のストレッチです。スマホやゲームの影響で毛様体筋が緊張して水晶体レンズが硬直してしまい遠くにうまく焦点合わせができなくなっているので、目のストレッチ運動で柔軟にすることが最良の方法です。
【調節フリッパーレンズを使ったトレーニング方法】
写真のように4枚のレンズがついた道具を使います。上2枚に凸レンズが付いていて、凸レンズ側で文字を見ると水晶体レンズを細くし毛様体筋をリラックスさせます😌下2枚に凹レンズが付いていて、凹レンズ側で見ると水晶体を膨らませて緊張させます。
一部の眼科でも取り入れている調節緊張の改善方法です。目薬を勧めるところもありますがますが、ダイナミックに毛様体筋を動かすストレッチが一番効果があると思います👀
すなわち毛様体筋を「緊張」→「リラックス」→「緊張」→「リラックス」することで筋肉の緊張感がほぐれ、水晶体レンズの動きが柔軟になり仮性近視の状態から解放されます😲
また近くから遠くへのピント合わせもスムーズになりピント調節は素早くなります。
フリッパーレンズを目の正面にセットし、テーブルに近点視力表を置きます。レンズを上下に交互にスライドさせて「凹レンズ、凸レンズ」を見て視力表の文字に焦点を合わせます。1分間交互に凹凸レンズを切り替えて見ることで毛様体筋と水晶体レンズを柔軟にします😌
このフリッパートレーニングで調節緊張(仮性近視)は、ほぼ改善します😌毎日1分間を2~3セットおこなうと良いでしょう👀
【まとめ】
デジタル社会で調節緊張(仮性近視)の目の子供さんは激増しています。ほとんどは急に視力が悪くなったと思いメガネを購入するケースが多いと思います。
しかしこの段階で、メガネを購入してしまうと実際の目より強い近視のメガネを使用することになり症状が悪化します。「掛けると気分が悪くなる、疲れる、以前より遠くにピントが合わせづらいくなった」などの症状が発生し、さらに使い続けると完全な近視に移行してしまう可能性が高く中度〜強度近視に進んでしまうことになります。なるべく早い段階での対応が必要です👀
調節フリッパー 👀
調節機能改善トレーニング【調節緊張改善・調節スピード向上・外眼筋強化】
調節フリッパーはこちらからどうぞ👀
ihttps://vision1121.thebase.in/
輻輳運動・開散運動強化、両眼視トレーニング、DVA・KVA動体視力を作る!専用キットはこちらからどうぞ!! ブロックストリング付き!
外界の情報の80%は、眼(視覚)から情報入力します。視覚機能を強化することで視覚機能改善効果が期待できパフォーマンスも向上します😌
https://vision1121.thebase.in/
【子どもさんの学習のつまづきを考える🤔】過去記事です
アイウォーマーで毛様体筋の緊張をリラックス!
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】
最高なパフォーマンス発揮!トップアスリートに必要な視覚機能とは⁉︎ 【後編】ビジョントレーニングの方法と効果!
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】
こんにちは!
本日は、前回の記事『トップアスリートに必要な視覚機能とは⁉︎ 前編』に引き続き【後編】をお伝えします👀
【前編】では、アスリートの「見る」ために必要な視機能[静止視力・動体視力・眼球運動・両眼視]を紹介しましたが【後編】では、[ピント調節・周辺視野・瞬間視・目と手の協調運動]、これらの重要な機能の向上や機能改善の方法を紹介いたします😌
※ 競技は、バレーのプレーを題材にしてお伝えします
【前編】の記事はこちらからどうぞ😌
【US-VTビジョン 視覚機能 全8種類】
⑸ 調節(ピント調節)
目標物に対してピントを合わせる機能です。下記のイラストのように眼の内部の水晶体というレンズの厚みを変えることにより遠くから近くまでのピントを合わせることが可能となります🤔
現在はデジタル社会の影響もありアスリートのみなさんも一日3時間以上スマホやタブレットに集中しているのではないでしょうか⁉️これが原因で視覚機能の低下につながっているアスリートが多いということにも驚きます💦スマホを長時間見続けると上記(左イラスト)のような状態で水晶体が固まり毛様体筋の疲労で水晶体の動きが鈍くなり「遠く→ 近く/近く→ 遠く」のピント切り替え(調節)が遅くなります😲調節機能の低下は眼球運動(輻輳運動・開散運動)にも影響がでてしまうのでダブルで機能低下につながってしまいます😨
アスリートは、いろんな方向からくる目標物に対し眼球運動で視線を合わせると同時に、瞬間的にピント調節を行います。超高速で迫ってくるスピードボールに視線を向けたときピント合わせが出来ないことは当然ですが、ピント合わせを行なうと人間の生理的な反応で、目が「より目」になり輻輳(ふくそう)し同時に縮瞳し距離感覚やスピード感覚を頭の中で測ります。これが両眼視機能です👁
※しかし卓球のトップアスリートは、プレー中でもボールのロゴが見えているそうです。驚異的な動体視力と同時に驚異的な調節機能です😲
⑹ 周辺視野
競技中、静止した目標物と同時に周りの状況を見る(認知)機能です。🤔様々な競技種目がある中、どの競技のアスリートもこの周辺視野の範囲の広さは重要です。
例としてバレーボールのセッターをイメージしてください。常にボールをコントロールしながら相手コートのブロックの位置やフォーメーションを見て次の攻撃の判断を行なってます😌
アタッカーは、アタックに入った際、セッターの上げたボールと相手のブロックの位置や高さ、さらにブロッカーとの隙間を周辺視野で確認すると同時に相手フォーメーションも瞬間視やサッケードで確認しています。👀
バレーボールは、視野系のスポーツだという事がわかると思います👁
周辺視野とは⁉︎ 詳しくはココ😌
⑺ 瞬間視
瞬間視とは、文字通り瞬間的に状態を得る視機能です🤔瞬間的に見た映像を正確かつスピーディに脳に伝達し理解する視機能です。このスピードが速いほど手・足・体の反応も速くなります😌
瞬間視とは⁉︎ 詳しくはココ😌
⑻ 目と手・足・体の協調運動
目でとらえ素早く手足で反応する(目と脳の情報伝達+体の動き)運動です😌アスリートのみなさんは競技において、正確性と身体のスピード(反応)としてプレーに現れます。
バレーボールのポジション別で、目の使い方と手・足・体の協調性をまとめてみました。前編、後編で紹介してきました視覚機能 ⑴~⑻をフルに機能させています🤔
■ レシーバーの動き
相手のサーブからボールが入ってくると「パスート(追従性眼球運動)」で、スピードボールや変化するボールの軌道を視線を外さずに追いかけます。👀🏐
同時にレシーバーは、自分に迫ってくるボールに対して「輻輳運動(より目)」と「両眼視」、「調節機能(焦点合わせ)」を使い、しっかりとボールの軌道を読み体を動かして素早く落下地点に移動し「目と手・足・体の協調運動」でセッターに返します。
■ セッターの動き
レシーバーからボールがくると、セッターはアタッカーにトスを上げるまで、視機能の能力を最大限使います。
最初に「周辺視野」でボールを追いながら、アタッカーの位置やトスを上げるタイミング、相手のブロック、相手コートのフォーメーション等を瞬時に判断する能力が必要になります。
これを見極めるための視機能は「サッケード(跳躍性眼球運動)」、「周辺視野」、「瞬間視」を駆使し「目と手・足・体の協調運動」で強弱をコントロールしながらボールを上げて行きます。
特にセッターは、視覚機能の能力が重視されるポジションなのです。👁😲
■ アタッカーの動き
セッターからトスが上がればアタッカーは、ボールの高さ位置を「中心視・周辺視野」で見ながら相手ブロッカーの隙間や高さを「サッケード(跳躍性眼球運動)」「周辺視野」で判断、同時に相手コートのフォーメーションを「瞬間視」で確認して空いている位置にストレートやクロスを打ち込んだり、フェイントやブロックアウトを狙ったり視機能を駆使します👁😲
また空中に浮いているボールに対してアタックを打つためには、自分がジャンプして跳び上がるタイミングとボールの落下してくる位置を見極める「両眼視」の視機能が重要になります!
【まとめ】
バレーボールを例にして『トップアスリートに必要な視覚機能とは⁉︎』と題して⑴~⑻までを前編と後編に分けて紹介しましたが、どの競技でも、この「見る」ための視覚機能が磨かれていることが重要で、ライバルと差をつけ勝利するには、この視覚機能の強化が勝利への近道ではないでしょうか🤔
US-VTビジョントレーニング!トレーニングキットブロックストリング付き 👀
輻輳運動・開散運動強化、両眼視トレーニング、DVA・KVA動体視力を作る!専用キットはこちらからどうぞ!! ブロックストリング付き!
3ヶ月のUS-VTトレーニングで、野球に必要な視覚機能が強化出来ます😌
驚異的な視機能をつくるUS-VTトレーニング・トレーニングキットです
https://vision1121.thebase.in/
■ 視空間認識能力・深視力を強化するブロックストリングトレーニング方法
最高なパフォーマンス発揮!トップアスリートに必要な視覚機能とは⁉︎【前編】ビジョントレーニングの方法と効果!
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】
こんにちは!
アスリートのみなさんは、これまでスポーツの運動能力向上のために「筋力・体力・持久力」をはじめとする「運動能力」強化に重点をおいてきましたが、トップアスリートになるためには、運動能力向上だけでは限界がきているといわれています。💦
今後アスリートのみなさんは、ライバルと差をつけるためには「視覚機能」の向上が必須だとようやく国内で認知されてきました🤔
競技において、ボールや人、コートやグランドなどの外界の情報を素早く正確にインプットするには、この「目」の機能を常に最高の状態にしておくことが非常に重要なのです。
何故なら外界の情報の「80%」は、「視覚・目👁」から取り入れるからなのです。
私たちは、見た映像の「鮮明度、大きさ、色、距離、スピード感、凹凸の立体感」などを理解できるのは、この視覚機能がしっかりと機能しているからなのですが、この視覚機能に一つでも問題があるとトップレベルのアスリートは、必ずライバルとの差につながってしまい、あと一歩でミスをおかしたりして敗れてしまいます。そのため再び体を鍛える練習に励みます。😨このような人は、トップアスリートの中でも以外と多いです💦ほとんどの人がこのパターンの繰り返しだと思います😲
視覚機能強化を唱える「トレーナー」からみると、なぜ情報の80%をインプットする視覚機能のチェックをしないのか?不思議に感じます。視機能に弱点があると競技が球技であればボールの動きや軌道、スピードなど自分のポイントでズレが生じてしまうことは当然なのですが、これを自分では気がつくことができないので、運動能力の問題やメンタルの問題と片付けてしまいます😨
選手の皆さんに最高なパフォーマンスを発揮してもらいたいため 視覚機能の種類と重要性などを順次説明します👀
【US-VTビジョン 視覚機能 全8種類】
⑴ 静止視力
一般的な視力検査(0.7や1.0)など眼科や眼鏡店で検査する項目です。平面上での静止したものを見る視機能です。静止視力が悪い人は屈折異常が考えられます。このような人は、近視、遠視、乱視がありコンタクトレンズなどで矯正し左右共に1.0~1.2が見えていることは最低条件です🤔意外と片目がよくて片目が悪いというアスリートの人を見かけますが、スピードボールなどの動きに対し距離感にズレを生じます。(深視力の低下)
⑵ 動体視力
動いている物を見極める視覚機能で、スポーツには一番重要な視力になります。大きくわけて2種類の機能があります。
◎ DVA動体視力・・・横方向の動くものに対する視力です👀
◎ KVA動体視力・・・前後の動くものに対する視力です👀
この2種類の動体視力と上下の動きに対する動体視力も重要です。
⑶ 眼球運動
移動する目標物に対して視線を移動する運動
眼球の周囲には、6本の筋肉(外眼筋)があり目標物を見極めるため眼球を360度いろんな方向に動かします。この眼球運動には「共同性眼球運動」と「非共同性眼球運動」という眼球運動がありアスリートにとっては生命線のような重要な視覚機能です🤔
【共同性眼球運動】・・・DVA動体視力の能力向上と関係してます👁
◎ 跳躍性眼球運動(サッケード)
目標物に対して眼球を素早く動かし視線を向ける眼球運動です。バレーコートの右から左など左右に素早く視線移動する眼球運動です👀
◎ 追従性眼球運動(パスート)
目標物に対して視線を外すことなくボールと同じ速度で追従する眼球運動です。バレーの相手サーブのボール変化などに対応する眼球運動です👀
【非共同性眼球運動】・・・KVA動体視力の能力向上と関係してます👁
◎ 輻輳運動(ふくそううんどう)・・・より目の動き
正面から迫ってくる目標物(ボール)に対して、両目でとらえて視線を外すことなくボールの軌道とスピードに合わせて目を内側に寄せる眼球運動です。この眼球運動で、スピードと距離感を測って脳へ伝達します。
◎ 開散運動(かいさんうんどう)・・・開き目の動き
目標物(ボール)を見ながら寄せた視線を元に戻すため、目を外側に開く眼球運動です(視線を外へ向ける)。目を外側に開き瞬時に遠方の視力回復をするための視機能です👀
⑷ 両眼視・・・輻輳運動と開散運動に大きな関係があります👁
両目で目標物(ボール)をとらえて「遠近感覚・立体感覚・スピード感覚」を感じとります。両目で見るとは、両目でとらえた映像は脳に送られてます。右眼の映像は左脳へ、左眼の映像は右脳へ送られます。この両目で見た映像データを脳で処理し正確な自分とボールとの距離やスピードを計測し受け返しします。🤔
両眼視の機能は、斜視があったり、両目の使い方や左右の眼球の動きか悪ったり、左右の視力差があると遠近感覚(距離感)やスピード感覚に狂いが生じます。
ビジョントレーニングは、アメリカから伝わる視覚機能トレーニング方法です。80年以上の歴史がありアスリートの視覚機能強化や発達障害のある子供のトレーニングです。
1984年のロスオリンピックで、不可能と思われていたアメリカ男子バレーボールの代表選手が、金メダルを取るまでビジョントレーニングを取り組んだ記事がありましたので参照させて頂きました。
詳しくは、下記ページからどうぞ😲
【参考記事 特別視機能研究所 米国オプトメトリスト 内藤貴雄さん】
【前編まとめ】
US-VTビジョンの視覚機能8種類のうち4種類の紹介をしました。紹介しましたように「見る」ということは、視力だけではないということがおわかり頂いたと思います。もちろん視力は非常に重要な視覚機能ですが、視力はあくまでも静止した平面上での見え方だけになります。アスリートは、動きのあるものに対する視力や遠近感覚、立体感覚、スピード感覚を見極める視覚機能が非常に重要になります😲👀
【後編はこちらからどうぞ】
US-VTビジョントレーニング!トレーニングキットブロックストリング付き 👀
輻輳運動・開散運動強化、両眼視トレーニング、DVA・KVA動体視力を作る!専用キットはこちらからどうぞ!! ブロックストリング付き!
3ヶ月のUS-VTトレーニングで、野球に必要な視覚機能が強化出来ます😌
驚異的な視機能をつくるUS-VTトレーニング・トレーニングキットです
https://vision1121.thebase.in/
【急増する子どもの発達障害】子供の発達のつまづきを考える!感覚統合は自分の身体のパーツを知ることです⁉︎
こんにちは!
過去3回にわたり「3つの基礎感覚」が、子供の発達に非常に重要であり、家庭や学校で、簡単にできる「体操、遊び」の方法を紹介しました😌 子どもたちの発達のつまづきや学習のつまづきの大半は、この基礎感覚が育っていないと考えられています💦
※3つの基礎感覚とは、「前庭感覚、固有感覚、触覚」です。各感覚の説明や「体操、遊び」の方法は、下記の過去記事を参考にして下さい👀
本日は、この基礎感覚と視覚、聴覚を含めた感覚の連携、「感覚統合」を身につけるため、家庭や学校で必ず取り入れたい「体操、遊び」を紹介します😲
過去記事で、基礎感覚の能力を向上させるため、それぞれの感覚に応じた「遊び」の方法を紹介してきましたが、この基礎感覚を統合するため、3つの感覚に共通する必ず理解しておきたいこと「2つ」を紹介します。
一つめは、 『ボディイメージ』です。触覚、前庭感覚(平衡感覚)、固有感覚の全てを使って、自分の身体に対する下記のようなものを実感します。
①自分の輪郭 ②自分の身体の大きさ ③自分の身体の傾き ④身体の力の入り具合 ⑤手足や指の関節の曲げ伸ばし具合
混雑した人混みを、人にぶつからないように歩けるのは、ボディイメージのおかげです。また、雨の日に傘をさした状態で、人とすれちがう時にぶつからないようにできるのも、傘の先端までを自分の身体の一部だと認識できるだけのボディイメージが育っているからだといえます🤔
一般的には、6歳位で基本的なボディイメージが形成されます。ボディイメージがうまく育たないと、学校生活の中でさまざまな困難さを抱えます。人との距離感を調節できずトラブルが多い、身体を使う『粗大運動』が苦手、手先を使う『微細運動』が苦手で手先を器用に動かせないなどです。これらの原因を周囲が正し理解しておかないと、本人も「できない」ことで運動や学習への意欲が削がれ、自己肯定感が不登校などにつながってしまいます。
また、ボディイメージがうまく育たないと「右手、右足、左手、左足」が、わからないために自分の居る位置や場所に迷ったり、「鏡文字」を書いたりするのです。
※粗大運動・そだいうんどう(歩いたり、走ったり、飛んだり、跳ねたり、泳いだり、投げたり、バランスをとったり)などの身体を使ったダイナミックな運動です。
※微細運動・びさいうんどう(書いたり、読んだり、喋ったり、ボタンを留めたり、靴ひもを結んだり、道具を使ったり)などの運動です。
粗大運動と微細運動は、お互いに深く関係しています😌
二つめは、『空間認知能力』です。これは、空間にしめるものの大きさ、高さ、広さ、位置などを把握する力の事をいいます。3つの基礎感覚と視覚、聴覚が連携しながら発達し、外界の情報を認識する力が育っていきます。
野球のバッティングの場面を例にとれば、打者はボールを目でとらえるだけでなく、その大きさ、スピード、自分との距離感まで把握します。これは「視覚」を使って情報を集めているため「視空間認知」と呼ばれます⁉︎
※ 視空間認知に苦手がある子は、視覚機能の「輻輳運動(ふくそううんどう)」の弱さが原因の可能性があります。文字が二重に見えたり深視力が弱く球技などの苦手を生じます😨
輻輳運動は、下記の過去記事を参考にしてください
また、私たちは、後ろから声をかけられた時に、目で見えない相手でも、その声の大きさなどから相手との距離感を把握することができます。これは主に聴覚を使っているため「聴空間認知」と呼ばれています。
私たちは、自分の身体の動きとボールの位置を両方把握してはじめて、バットをボールに当てることができます。また、おしゃべりするときには、相手との距離やまわりの雰囲気を考えながら、声の大きさを調整します。つまり、自分の身体を把握する「ボディイメージ」と、まわりの空間を把握する「空間認知能力」の両方を発揮することで状況に適した動作やふるまいができるのです😌
基礎感覚を伸ばしていくトレーニング方法は、下記の体操(動き)を取り入れてやってみてください。徐々に効果が現れてくると思います。
■動物体操
動物の動きを真似る体操を繰り返すことで、自分の身体のパーツやボディイメージを把握する感覚が身についてきます。それにより、「触覚」「固有感覚」「前庭感覚(平衡感覚)」の発達のつまづきが改善されて行くことでしょう😌
なぜか⁉️一例をあげると、それは動物の歩きを真似ることで、身体の全身を使い力加減を調整します。(固有感覚の改善)バランスがズレた状態で平行を取り真っ直ぐ歩きます。(前庭感覚の改善)床や手や足がさまざまなものに触れ手のひらや足裏の力を調整することで(触覚機能の改善)などの効果が見込めます。😲
【 YouTube、オンライントレーニングスタジオBUDDYさんの動画を参照しました】家庭や園、学校でぜひ取り入れてたい運動ですね🤔
【まとめ】
子供たちの「気になる行動」を感覚統合の視点てー見ていくと、それぞれにきっちりとした理由があるのがわかると思います。表面的な行動だけを見て「だらしがない」「努力がたりない」などと言うだけでは何も育たないばかりか、子ども自身が成長しようとする機会すら奪ってしまうことにもなりかねません。動作や行動の中で、何に苦手があり、どの感覚機能につまづきがあるのか、見極め改善していくことが重要なのではないでしょうか😌
子どもの視機能チェックと苦手部位の判断ができトレーニングの指針がわかります!WAVES
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】
【急増する子どもの発達障害】子供の発達のつまづきを考える。偏食が多い、食べるのが遅い! 苦手な感覚「触覚」とは?
こんにちは!
本日は、家庭や学校の給食で「食べ物の好き嫌いが多い、食べるのに時間かかる」という子供たちの姿について考えてみましょう🤔
嫌いなものがあると、給食の時間が終わるころになっても食べ終えることができず食べこぼしや食べ遊びが見られます💦
実は、食事のつまづきにも「感覚」が関係しているということは、ご存知でしたでしょうか⁉️
例えば、野菜嫌いでご飯と肉ばかり食べる、嫌いなものが少し入っているだけで、まったく口をつけないなど、偏食が目立つ子がいます。一方で、気に入ったものばかり繰り返し食べる傾向も見られます。
また、食べるのにとても時間がかかる子もいます。そしゃくに時間がかかり、いつまでも飲み込まないで口を動かしています。「全部食べるまで席を離れてはいけない」などのルールがあると昼休みや掃除の時間までくいこんでしまうことかあります。
食器やスプーン、はしなど食具の扱いが苦手で、食べ散らかしが多く、服や机を汚してしまうという子もいます。なかには、これらの特徴がいくつも当てはまる子もいます🤔
どのような原因、「感覚のつまづき」が考えられるのでしょうか😨
■ 「触覚」が敏感で食感に馴染めない
好き嫌いの多い子の中には、味の違いに敏感な子がいます。いつもと同じだと安心するのでが、味付けが違うことだけでなく、舌触りや歯触りなどの食感に馴染めずに、食べ物を拒否してしまう子もいます。😲
これは、口の中の「触覚」が敏感なことが原因だそうです。ヌルッとしたもの、ベタベタしたもの、かたくて、なかなかかみきれないもの、グニャグニャしたものなど、それぞれに苦手な感触があります。無理に口に入れてもすぐ吐きだしてしまい、抵抗感が高まってしまうことがあります。まずは少しずつ時間をかけて、受け入れられる範囲を広げるようにし、触覚の敏感さをやわらげていくことが大切です。
■ 食べる機能が育っていない
「固有感覚」が未発達だと、口のなかで食べ物をかんで細かくしたり、細かくしたものを舌でまとめたり、飲みこんだり、ということがうまくできないことがあります。繊維質の多い野菜をいつまでものみこめず口のなかにため込んでしまう姿などは、触覚や固有感覚のつまづきが背景にあるかもしれません。🤔
また、手指の動きをコントロールするのが苦手で食器をうまく使えずに食べこぼしてしまう子や、姿勢を保つのが苦手で食事になかなか集中できない子もいます。「目と手の協調運動」が上手く機能できていません。
「固有感覚」とは、
「前庭感覚」とは、
五感である「触覚」とはどのような感覚機能でしょうか🤔 この感覚に苦手があると「食事」以外にもさまざまなところで、つまづきを生じてしまいます。触覚について詳しくみてみましょう😌
皮膚全体にセンサーを張り巡らせる触覚は、触れたものを識別するだけでなく、危険を察知するなど本能的な情動のスイッチにもなります。
■ 触覚につまづきがあると具体的にどのような症状がでてしまうのでしょうか?
◎ 触覚が鈍感な子の特徴
①何かにぶつかったり、ケガをしても痛がらず平気でいる
②うでに歯形をつけるほど強く噛むなど、自傷的な行動をする
③つめや鉛筆をかむ
④手に触れたものをすぐ口にする
⑤食べたものをよく噛まずに飲み込む
⑥他人との程よい距離感をつかめず、近すぎる
◎触覚が敏感な子の特徴
①自分から人を触ることはできるのに、人に触られるといやがる
②頭をなでられたり、手足を触られたりするとビクッとする
③帽子やマスク、靴下を嫌がる
④爪切りや髪を切られるのが苦手
⑤服の素材やえりの具合いなど、衣服への違和感が強く、服装へのこだわりが強い
このような特徴があげられます。😨
つまづきを軽減するには、「触覚」を使った経験を丁寧に積み上げ、識別系の働きを活性化していくことが大切ですね😌
■ 触覚の感覚を伸ばしていく遊びの中のトレーニング
※さあ自宅で遊びながらトレーニング❗️「参考/感覚統合あそび・川上康則」
いくつかピックアップして紹介します。自分で楽しく親子で一緒に感覚機能トレーニング👀
触覚の感覚機能をのばすためのトレーニング(遊び)は、前回の過去記事を確認してください。本日は、前回の記事で紹介できなかった遊びの方法などをピックアップしました。
発達のつまづき原因を考える🤔五感以外の重要感覚「固有感覚」とは⁉️US-VTビジョントレーニング - TARAchangのブログ
発達のつまづき原因を考える🤔五感以外の重要感覚「前庭感覚」とは⁉️US-VTビジョントレーニング - TARAchangのブログ
⑴ 【触覚機能】改善遊び1・・・絵の具ペタペタ
⑵【触覚機能】改善遊び2・・・バケツで砂遊び
⑶【触覚機能】改善遊び3・・・背中クイズ
⑷【触覚機能】改善遊び4・・・ねんどであそぼう
⑸【触覚機能】改善遊び5・・・押し当て遊び
【まとめ】
触覚が、過反応(敏感)であるために、牛乳にあるわずかな粘性が苦手で、牛乳を飲むという行為そのものを拒否するようになってしまった子やストローの感触が苦手、紙パックの臭いが苦手という子もいるそうです。
給食の時間「食べる、牛乳を飲む」について3つの感覚を上手く使って食べていますが、子供を理解するためには、まず、自覚せずに使っている3つの感覚「触覚」「前庭感覚」「固有感覚」について詳しく知る必要があります。そのうえで子どもの姿を観察するとつまづきの背景が見えてくるでしょう😌(前庭感覚・固有感覚は過去記事をどうぞ)
このブログの参考『単行本』です。感覚統合のため、遊びの中から3つの感覚を伸ばします。わかりやすくまとめられています。😌
【視覚機能】のトレーニングです👀
子供の視機能チェックと結果から指導指針がわかるWAVES
【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました!👀】