アスリートに必要な周辺視野とは？　US-VTビジョントレーニング理論

【US-VTビジョントレーニングがオンライン講座でも学べることになりました！👀】

こんにちは！

本日は、視覚機能のひとつで【周辺視野】の機能説明と重要性を紹介をします。👀

まずは、周辺視野ってどんな視力なのでしょうか。🤔周辺視野とは文字通り、一般的な視力とは違います。視線を真っ直ぐに向けた正面で見る見方（中心視）でなく、目の中心から外側（周辺）で見る視力のことです👀

【周辺視野】

静止した目標物と同時に周りの状況を認識する機能になります。人間の視野は、左右100度位（下記イラスト）あるのですが、文字や物体のピントがしっかり確認できるのは視野正面の1~2度程度の範囲に過ぎません。この範囲を「中心視」といいます。また中心視の周りで、はぼ明瞭に視界が確認できる範囲を「有効視野」といいます。この範囲は4~20度の範囲に限られ、それ以外の範囲を「周辺視野」といいます。

周辺視野は、網膜の中心から外側の部分を使って映像をぼんやり見ています。周辺視野なのではっきり見える必要はありません。対象物があるかないか、視界（視野）の中に目標物が、「入った出た」などの俊敏な動きを見極める感覚が重要なのです。👀

下記のイラストを参照して下さい👁

f:id:TARAchang:20210716081645j:plain

【中心視】

静止視力がよい人「1.2〜1.5」が見えるている場合、どのように眼の内部で焦点が結びどのように外界の映像が脳に伝達されるのでしょうか🤔

角膜と水晶体で屈折され網膜の黄斑部中心窩に焦点が結ぶことで、静止視力1.2、1.5の視力が出ます。下記イラストの網膜の中心部分に焦点が集まりますが、網膜上に焦点が集まることで良好な「静止視力」=「中心視」が得られます。👀

下記イラストのように焦点が網膜上に結ぶと静止視力は非常に良いです。

f:id:TARAchang:20210716082542j:plain

【静止視力の重要性】

US-VTビジョントレーニング！part2 静止視力の重要性👁👁 - TARAchangのブログ

【網膜】について少し詳しく説明すると、

網膜は、外界の映像を写すスクリーンの役割を果たしてます。映し出された映像をデータ変換して脳に送る役割をしています。そのために網膜には脳とつながる視神経が張り巡らされ、

その先には「視細胞」と呼ばれる光センサーが無数に存在しています。

f:id:TARAchang:20210716081237j:plain

◎錐体細胞（すいたいさいぼう）

明るい所で働く細胞です。黄斑部中心窩（おうはんぶちゅうしんか）の周辺に多数あり「光や色」を感じる細胞です。「中心視」の部位で、視力が上がる、しっかりとピントが合う位置になります。

◎桿体細胞（かんたいさいぼう）

暗いところで働く細胞です。黄斑部中心窩（おうはんぶちゅうしんか）には、存在せずに中心窩の外側に多数存在します。基本的に色を見分ける能力はなく夜間と周辺視野の視力になります。周辺視野の能力を向上させるには、周辺視野の見るトレーニングと同時に視細胞を活性化して行く必要があります。

f:id:TARAchang:20210321214513j:plain

US-VTビジョントレーニングは、この視細胞を活性化させることで「視野拡大・正確な情報処理・伝達スピード」を上げて手足体の反応につなげています。

■　スポーツ競技と周辺視野の重要性

様々な競技種目がある中、どのアスリートもこの周辺視野の範囲の広さは重要です。

例えば、サッカー⚽️やラグビー🏉 選手です。広いフィールドの中で周辺視野を使い敵味方を見極めパスしたりキックを使ってボールを支配、コントロールしていますね👀バレーボール🏐のセッターも常にボールをコントロールしながら相手コートのブロッカーの位置やフォーメーションを見て次の攻撃の判断を行なっています。トスを上げる場所やタイミングを常に見極める周辺視野の能力が必須です。

野球⚾️では、投手が一塁ランナーを牽制する行為（見る👀、投げる）がわかりやすい一例だと思います。

ボクサー🥊は、相手の攻撃を見極めるために常に周辺視野を使い相手の左右上下の攻撃を見極めます。

各競技のアスリートは、常に周辺視野を使い競技に活かしています👀周辺視野の機能が優れているかどうかでコンマ数秒の動きの差が生じてしまいます。非常に重要な視覚機能ですのでしっかりと機能強化しておく必要があります🤔👁

f:id:TARAchang:20210716082117j:plain